重馬場.不良馬場でこそ狙える血統=種牡馬を調べました
まずは直近2年(2021年~2022年)の重馬場.不良馬場に限定した成績を抽出
そして全てのダートレースでの成績を抽出
この2つを比較すると道悪競馬でこそ狙える血統が浮かび上がります



【重馬場.不良馬場の上位種牡馬別成績(ダート)】
202301重馬場用ダート
上記の表は2021年~2022年ダートレース重馬場.不良馬場での種牡馬別成績


【上位種牡馬別成績(ダート)】
202301重馬場用ダート全体
上記の表は2021年~2022年ダート全レースでの種牡馬別成績 




《重.不良で狙える種牡馬》
◆ロードカナロア
◆ドゥラメンテ(不良↑↑)
◆ホッコータルマエ
◆パイロ
◆モーリス(稍重↑不良↑)
◆ディスクリートキャット(重↑)
◆リオンディーズ(稍重↓)
◆ジャスタウェイ
◆エピファネイア
◆ダンカーク
◆アメリカンペイトリオット
◆ディーマジェスティ(重↑)
◆トゥザワールド
◆ビッグアーサー
◆ジョーカプチーノ
◆プリサイスエンド
◆スピルバーグ
◆ラニ
◆ラブリーデイ
◆ディープブリランテ
◆シャンハイボビー



《重.不良で狙い難い種牡馬》
◆ヘニーヒューズ
◆キンシャサノキセキ(不良↓)
◆オルフェーヴル(稍重↑重↓)
◆ハーツクライ(稍重↑不良↓)
◆アジアエクスプレス
◆マクフィ(稍重↑重↓)
◆ブラックタイド(不良↓)
◆ダノンレジェンド
◆クロフネ(不良↓)
◆エイシンフラッシュ
◆ワールドエース(不良↓)
◆フェノーメノ(不良↓)
◆トゥザグローリー



上で挙げた種牡馬はそれぞれの3部門(勝率.連対率.複勝率)で
大きく違いが見られた馬をピックアップ
しておきました
()←カッコ内は特に数字の良いまたは悪い条件



3部門で大きな違いとまではいかず
上には含めてませんが種牡馬毎に
「要注意」と「いまいち」な条件を明記



不良で要注意
■ロードカナロア
■シニスターミニスター
■サウスヴィグラス
■スクリーンヒーロー◎
■マインドユアビスケッツ


で要注意
■ルーラーシップ
■マジェスティックウォリアー
■ディープインパクト
■アイルハヴアナザー
■コパノリッキー
■ストロングリターン
■フリオーソ


稍重で要注意
■ドレフォン
■マジェスティックウォリアー
■ミッキーアイル
■アイルハヴアナザー
■スクリーンヒーロー
■カレンブラックヒル
■ザファクター◎
■イスラボニータ
■フリオーソ
■ロージズインメイ
■ベルシャザール
■スウェプトオーヴァーボード
■モンテロッソ


不良でいまいち
■マジェスティックウォリアー
■アイルハヴアナザー
■コパノリッキー
■イスラボニータ
■フリオーソ
■ロージズインメイ
■ハービンジャー
■ベルシャザール
■エイシンヒカリ


でいまいち
■キングカメハメハ
■ミッキーアイル
■ザファクター
■ゴールドシップ
■スウェプトオーヴァーボード


稍重でいまいち
■ルーラーシップ
■スマートファルコン
■ディープブリランテ



あとは各々ワンポイント注釈を付けておきます



ヘニーヒューズ
ダートにおけるリーディング種牡馬であるが
21-22年は良→稍重→重→不良と
馬場が悪くなる毎に数値はダウンという傾向
202301重馬場用ダートヘニーヒューズ
22年度は少し改善が見られるも
狙うなら良と稍重は変わらず

ロードカナロア&ホッコータルマエ&エピファネイア
3部門では数値を超えてるので”狙える”ほうに分類
しかしそこまでのアドバンテージも感じられなかった22年
過信禁物ということで

ルーラーシップ
重で勝ち切り、不良で2.3着増産
そして稍重で勝てない
馬場毎にバラつきがあるが数値は平均化

ドレフォン
昨年新種牡馬の中から推しとして挙げたが…
そこまででもなかったなという反省
最も走るのはちょい湿り気ある稍重

キンシャサノキセキ
一応3部門平均で”狙い難い”のほうに入れてあるが
22年に関しては重の数字が最も良かった
しかし不良は21-22年で1勝のみ

ドゥラメンテ
不良馬場は人気馬ほどきっちりと走ってくる
22年は14/28頭3着内で複勝率5割

マジェスティックウォリアー
稍重と重は良い部類なんだが不良がいまいち
不良は21年が3着量産で22年は0勝(21年も1勝のみ)

ディスクリートキャット
22年の推しにある程度応えてくれた種牡馬
特に重は抜群に走った
良14勝に対し稍重.重で12勝も不良は0勝
不良に関してはたまたまなのかどうなのか見極めたい23年

エスポワールシチー
稍重.重は3着多し

スクリーンヒーロー
不良馬場に限定すると21-22年【6.2.3.18】と突出
22年も【2.1.1.3】で2勝の内1勝は5番人気

ザファクター
22年は全25勝に対し良13勝稍重10勝
ここに勝ち鞍集中しており稍重は要注意だ



そして2023年の推しはこの4頭
パイロ
ジャスタウェイ
アメリカンペイトリオット
シャンハイボビー



パイロは21-22年は良37勝に対し稍重.重.不良40勝
22年は良16勝に対し稍重.重.不良18勝
2年続けて湿った馬場のほうが
母数少なのに勝ち星が上回ってるという現象
23年もわざわざ良で頭を狙うことなくシンプルに攻めたい

ジャスタウェイの21-22年は勝率.連対率は
馬場状態が悪くなる毎に成績UP
5世代目となる明け3歳馬の2歳戦指標が世代最高を記録
23年個人的には馬場問わず大注目の種牡馬

アメリカンペイトリオットは不良は【0.0.0.2】
まだまだ計り知れないが
21-22年良11勝に対し稍重.重11勝
特に重馬場は7勝しており突出して走ってる
内1番人気が5勝してるが6番人気が勝っており15番人気3着も
当然ながら下級条件でより輝きが増しそう

シャンハイボビーは重.不良で【2.0.1.0】
母数が圧倒的に少ないし良>稍重という傾向もあるので
何とも言えないが走ったのは1200m.1400mの短距離
しかも3.5番人気だったことも踏まえつつ
同じ父Harlan's Holidayを持つInto Mischief
この産駒も道悪得意な傾向があるので今後注目




これらは全距離.全競馬場でのものだけに
全てを鵜呑みにするのもどうか?と思いますが
参考程度にいかがでしょう!?

あくまでも参考にするか否かは自己判断で・・・




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